下野新聞の報道によると、JR東日本高崎支社の支社長が群馬県桐生市の亀山豊文市長（ＪＲ両毛線整備促進期成同盟会会長を兼任）に対し、JR両毛線の運転再開見通しを示したそうです。
すでに新前橋駅～伊勢崎駅の区間では運転再開（運行本数は通常の3割程度）されていますが、伊勢崎駅～小山駅の区間は東京電力の計画停電の影響により運行再開の目処が立てられないとの理由で、運休の状態が続いていました。
代行バス・臨時バスの運行は無く、両毛線の各駅付近を繋ぐ東武鉄道や上毛電鉄などを利用することで、かろうじて交通手段は確保されていましたが、4月からの新学期に通学手段が確保できないと困るとのことで、沿線自治体や関係各所ではJR東日本に対し強く早期運転再開の要望を伝えていたようです。
すでに運転再開されている（高崎～）新前橋～伊勢崎の区間に加えて、以下の区間が運転再開されるとのことです。
「高崎－桐生」間は、3月30日に運行再開
「高崎－小山」間は、3月31日に運行再開
運行再開時の本数は朝夕を中心とし、昼間は最小限の本数で運行する予定とのことです。
JR東日本高崎支社（臨時時刻表も掲載）：
http://jres.jp/
※両毛線の3月30日以降の時刻表は、運行再開が正式に決まり次第、掲載されるかと思います。
両毛線（上越線区間含む）の運転再開区間各駅：
小山駅・思川駅・栃木駅・大平下駅・岩舟駅・佐野駅・富田駅・足利駅・山前駅・小俣駅・桐生駅・岩宿駅・国定駅・伊勢崎駅・駒形駅・前橋大島駅・前橋駅・新前橋駅・井野駅・高崎問屋町駅・高崎駅