岩手県宮古市の「がれき」(震災で発生した廃棄物)の処理受入を東京都が開始。貨物列車でコンテナ輸送

東日本大震災で発生した岩手県宮古市の「がれき」(震災で発生した廃棄物)約31.7トンが、JR東京貨物ターミナル駅に11月3日あさ8時過ぎに到着し、都内での処理作業が始まりました。
被災地で発生したがれきを東北以外で処理するのは初めてのケースとなります。
東京都の担当者は「ほかの自治体の参考にしてもらえるようなモデルケースにしたい」と述べています。

がれきが入ったコンテナを貨物列車からトラックに積み替え、都内の廃棄物処理業者3社の施設に移送。
大田区にある処理施設には5.7トンが運ばれ、作業員が重機や手作業で、不燃物と可燃物に分別するなどしました。

処理作業にあたり、専門業者による放射線量の測定が実施されましたが、放射線は検出されませんでした。
可燃物は焼却し、焼却灰は不燃物とともに東京湾の最終処分場に埋められることになるとのことです。

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